中2のアプリ



エレキコミック第19回発表会「中2のアプリ」
2010年5月13日〜5月16日 銀座 博品館劇場


初めてのエレキコミック、初めての一人お笑いライブ。


初日公演。仕事をきりあげ、例年まれに見る早さで職場を後にしてでかけた。
銀座は行き慣れているとはいえ、初めていく場所。道に迷う要素がいっぱい。
けれど今回は不安はなかった。
やついさん(エレキコミック)のツイッターで、道案内動画配信をしてくれていたから。

やついさんの優しさに導かれ、一度だけ道を間違えかけつつも無事劇場に到着。
若い人が多い。
Tシャツとトートバックが売っている。
わたしは緊張のあまり手が震え、お腹まで痛くなってくる始末。
これまでどんなイベントにいってもTシャツなど買ったことが無いのだが
自社のイベントの物販で物が売れないのは嫌だということを知った経験もあり
エレキコミックの足しになるならばとTシャツを買って、急いでトイレに向かう。
頭の中では「開演してからお腹痛くなったらどうしよう!」でいっぱい。
映画を観るにも、演劇を観るにも、お腹が痛くなるトイレにいきたくなる、が一番怖い。

いまいちすっきりしないまま、劇場内指定席に着席。
左手階段を背にした通路側の席。
トイレ事情以外にも、諸事情があり、ちょうどいい席がなければ今回行かなかったと思うが
ちょうどいい席があったので良かったのだった。

やついさんセレクトであろうBGMの音量が次第に大きくなり、客席が暗くなる。
わたしは緊張がマックスに。「この緊張で全然笑えなかったらどうしよう!」と思うほど。
「ラブドッキュン」で私の心臓も「ドッキュン」である。

舞台が明るくなり、今立さん。居酒屋のセット、大学のOB飲み会の設定。
トイレの男性用女性用マークが目に飛び込んでくる。(トイレ前席のセット)
心の中で「ああやめて、トイレが私を誘ってくる」と思う。(まだお腹が不安)
そして、やついさん登場。すぐに爆笑!緊張なんてどこへやら、である。
先ほどまで自分の問題だった「トイレ問題」が今、やつい先輩の問題へ。
もうお腹は痛くない。こんなに早く笑えるとは思っていなかった。最高!

トゥインクルの芸風なのか、お笑いはこうなのか、コントとコントの間、映像が流れるスタイル。
DVDのオープニングみたいな映像。やついさんがカッコ良くみえるクオリティの高さ。
そして「エレ片」ポッドキャストでも言ってた「ふざけ登山」は3部構成。
やついさんのふざけっぷり、笑いの奇跡、怪我下山。
ズボンをあげてやる今立さんの優しさ。
感動すら覚える映像だった。


細かな演目については触れないでおくことにする。(細かく覚えていないのもあるだけ)
初日だというのに全力でふざけまくるやついさん、とにかく笑わせてもらった。
台詞をカミカミそれでも冷静につっこみまくる今立さん、時々ひやっとした。
ポッドキャスト聴いておいて良かった。一年半さかのぼって予習しておいてよかった。
そしてあっという間に終わってしまった。物足りなさは次への意欲へ。


なんにせよ、エレ片本放送、ポッドキャスト、エレキコミック発表会と
今年はまさに私の「エレキコミック元年」である。
コレも何かの縁だと思って、これから長く見守り続けたいと思うのだった。



で、なんだろうね?この文体は。