どこへ行くでもなく、ゆるゆると流れる時間は、ゆるやかすぎて穏やかにみえる。それでいい。それがいい。静かにグラスをかたむけ、鳴るでも無い携帯電話を肌身離さず。ぼんやりと、この向こうを眺めている。
見逃してしまうような、優しく柔らかい夕暮れ時の光を心で感じてつかまえる。自堕落な一日の、ゆっくり流れる時間と。
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